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【Vol.1416】ロナウジーニョ、2年連続でFIFA年間最優秀選手に輝く / カーン、バイエルンと契約延長 (2005/12/20) 
FIFA年間最優秀選手は2年連続でロナウジーニョ
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2年連続でFIFA年間最優秀選手に選出されたロナウジーニョ。今季はバロンドールにも輝き、ここ1年の個人表彰を総なめしている。(REUTERS/Andreas Meier)

 FIFAは現地時間19日(以下現地時間)、2005年度の最優秀選手にバルセロナ(スペイン)所属のブラジル代表FWロナウジーニョ(25)を選出したことを発表した。ロナウジーニョは2年連続の受賞。

 この賞は世界159カ国の代表監督と代表キャプテンの投票によって選出された。ノミネート選手にそれぞれ1〜3位を付け、1位が5ポイント、2位が同3、3位が同1として集計され、ロナウジーニョは956ポイントを獲得。306ポイントを集めたチェルシー(イングランド)所属のイングランド代表MFフランク・ランパードに大差を付けて、2年連続の最優秀選手に選ばれた。なお、3位は190ポイントを集めた、バルセロナのカメルーン代表FWサミュエル・エトーだった。

 ロイター通信によれば、スイスのチューリッヒで行なわれた受賞式に出席したロナウジーニョは、「クラブ、そして代表のチームメイトなしに僕がここにいることはなかった。彼らに感謝したい。僕がプレーすることで人々がハッピーになってくれることを望んでいる。来年もこの場に立つことができればうれしい」と受賞の喜びを語ったとのこと。ロナウジーニョは昨年の同賞受賞以来、今年9月の国際プロサッカー選手協会連盟・年間最優秀選手、11月の欧州年間最優秀選手(バロンドール)とここ1年間の個人表彰を総なめしている。

 また、2位のランパードは、「ガッカリはしていない。僕にとっても、彼(ロナウジーニョ)が見ていて一番楽しめるし、興奮させてくれるプレーヤーだからね」とコメントしていた。

 なお、女子ではドイツのFWバージット・プリンツが3年連続で受賞を果たした。男子では過去にジネディーヌ・ジダンとロナウドのふたりが3度の受賞を果たしているが、3年連続選出というのは、男女を通じて初めての快挙。

 最優秀チームにはブラジル代表が選ばれ、フェアプレー賞にはU-17世界選手権の会場となったペルーの都市、イキトスが選ばれた。また、会長賞はスウェーデン人の元主審、アンデルス・フリスク氏に贈られた。フリスク氏は今年、チャンピオンズリーグ(以下CL)の判定を巡ってファンを名乗る人物から脅迫を受け、審判を引退していた。

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相変わらずの冴えを見せる超絶テクニック。2位のランパードも「彼が見ていて一番楽しめるし、興奮させてくれる」と語るほど、納得の受賞だった。(REUTERS/ Albert Gea)

歴代FIFA年間最優秀選手受賞者

2004年 ロナウジーニョ(ブラジル)
2003年 ジネディーヌ・ジダン(フランス)
2002年 ロナウド(ブラジル)
2001年 ルイス・フィーゴ(ポルトガル)
2000年 ジネディーヌ・ジダン(フランス)
1999年 リヴァウド(ブラジル)
1998年 ジネディーヌ・ジダン(フランス)
1997年 ロナウド(ブラジル)
1996年 ロナウド(ブラジル)
1995年 ジョージ・ウェア(リベリア)
1994年 ロマーリオ(ブラジル)
1993年 ロベルト・バッジョ(イタリア)
1992年 マルコ・ファン・バステン(オランダ)
1991年 ローター・マテウス(ドイツ)

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インテル、マーティンスと2010年まで契約延長
 インテル(イタリア)は19日、ナイジェリア代表FWオバフェミ・マーティンス(21)との契約を2年延長し、2010年までとしたことを発表した。
 マーティンスは、今季のセリエA13試合出場で4ゴールを記録。今月11日に行なわれたダービーのミラン戦、18日のレッジーナ戦と2試合連続でゴールを挙げ、現在セリエAで5連勝中のインテルのなかで、FWの一角としてチームに貢献している。
ひざを負傷のアヤラ、早期復帰に楽観的
[マドリー 19日 ロイター]先週の練習中にひざを傷めたバレンシア(スペイン)所属のアルゼンチン代表DFロベルト・アヤラが、2カ月以内で復帰できるとの見通しを示した。
 アヤラは、数日中に傷めた右ひざの手術をアルゼンチンで受ける見込み。「これまでのテストでは、じん帯と軟骨にダメージは見付かってない。ケガの詳しい状況を見る必要もあるけど、楽観視している」と、ブエノスアイレスに向かう前に記者団にコメントしていた。
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ラツィオのMFベーラミが1カ月の戦線離脱
[ローマ 19日 ロイター]ラツィオ(イタリア)は、スイス代表MFヴァロン・ベーラミ(20)が、1対1で引き分けた17日のセリエA・ユヴェントス戦で右足を負傷し、1カ月の戦線離脱を強いられると発表した。
 ベーラミは同試合の前半終了間際、ユヴェントスDFファビオ・カンナヴァーロから激しいチェックを受け、担架でピッチ外に運ばれていた。
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ウェストハム、イスラエル人FWと契約
 ウェストハム(イングランド)は19日、マッカビ・ハイファ(イスラエル)からイスラエル代表FWヤニフ・カタン(24)を獲得することで合意したと発表した。契約期間は3年半で、移籍金は明らかにされていない。
 なお、チームへの登録が認められるのは、移籍市場の開く来年1月1日以降となる。
ヴォルフスブルクが監督を解任
 ヴォルフスブルク(ドイツ)は19日、ホルガー・ファッハ監督(43)を解任し、マネージャーを務めるトーマス・シュトルンツ氏との契約を解除したと発表した。後任については発表されていない。
 昨季は最終的に9位に終わったものの、前半戦は快進撃を見せてブンデスリーガの首位にも立ったヴォルフスブルク。今季はファッハ氏が新監督に就任したが、結果を残せず、ブンデスリーガ前半戦を終えて勝ち点18(4勝6分け7敗)で13位に沈んでいる。
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仙台、ブラジル人FWを獲得
 仙台は20日、パラナクルーベ(ブラジル)所属のブラジル人FWボルジェス(25)を完全移籍で獲得したと発表した。また、新潟から期限付き移籍していたDF三田光(24)が新潟に復帰することも併せて発表している。
C大阪、U-17日本代表MF香川の加入を内定
 C大阪は19日、FCみやぎバルセロナユース所属のU-17日本代表MF香川真司(16)の来季新加入が内定したと発表した。
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バイエルン、GKカーンと2年の契約延長
 バイエルン(ドイツ)は19日、ドイツ代表GKオリヴァー・カーン(36)との契約を2008年まで延長することで合意したと発表した。カーンの現行の契約は今季終了までだった。
 バイエルンの代表取締役を務めるルンメニゲ氏は、クラブの公式HP上で「(カーンとの)契約を2年間延長することで合意に達した。カーンは今週中にもサインするだろう」との声明を発表。ドイツ代表MFミヒャエル・バラックとの契約交渉は難航しているバイエルンだが、先日にはパラグアイ代表FWロケ・サンタクルスらに続いて、ドイツ代表MFセバスティアン・ダイスラー、ブラジル代表DFルシオとの契約延長を発表しており、さらに去就が取り沙汰されていたカーンの引き止めにも成功した。
 1994年にバイエルンに移籍して以来、6度の国内リーグ、4度の国内カップ優勝、さらに2001年にはCL制覇と、チームの数々の栄光に大きく貢献してきたカーン。「ほかのワールドクラスの選手が、ここに留まることを決めたことで、決断が簡単になった。このチームで何か大きなことができる予感がある。CLでも優勝できると信じている」とコメントを寄せている。

レアル・マドリー、ロペス・カロ監督の今季終了までの続投を発表
 レアル・マドリー(スペイン)は19日、フアン・ラモン・ロペス・カロ監督が今季終了までチームを率いると公式HP上で発表した。
 それまでユースチームの監督を務めていたロペス・カロ氏は、今月4日に解任されたヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏に代わって暫定的にトップチームの指揮官の座に就いていた。
 ただ、マドリーはロペス・カロ監督就任後、初戦のCL・オリンピアコス(ギリシャ)戦で敗れ、次戦の国内リーグのマラガ戦には勝利したが、18日に行なわれたオサスナ戦では、退場者を出した相手にホームで引き分けており、まだ結果を残せていない状況にある。

ロナウド「ホームなのにアウェイで戦っているみたいだ」
 今季、大型補強を行ないながらも思うような結果を出せず、メディアやファンから批判を受けているレアル・マドリー(スペイン)。同チームに所属するブラジル代表FWロナウド、同MFジュリオ・バプチスタ、同DFロベルト・カルロスが、ファンの雰囲気がホームでの戦いを難しくしていると苦言を呈している。
 ロイター通信によれば、ロナウドは3日のヘタフェ戦後、「ホームなのにアウェイで戦っているみたいだ」と語り、バプチスタは18日のオサスナ戦後に「チームとファンの関係がこんな雰囲気だと何も勝ち取ることなどできない」と報道陣にコメント。ロベルト・カルロスは「ファンたちが急かすから、ボールが足元にあっても落ち着いてプレーできない」と、クラブの公式HP上で述べている。
 ただ、ロペス・カロ監督は「ファンは自分たちの思うように行動することができる。彼らの行動は尊重されるべきだ。我々はプロフェッショナルに徹し、全員が大きな責任を負っていることを理解する必要がある」と、現在のチーム状態ではファンの行動も理解できると語っている。

ディカーニオ、ファシスト式敬礼で処分受ける
[ローマ 19日 ロイター]ラツィオ(イタリア)のFWパオロ・ディカーニオが、ファシスト式の敬礼を行なったとしてイタリアサッカーリーグの規律委員会から1試合の出場停止処分と1万ユーロ(約140万円)の罰金を科された。
 ディカーニオは1対2で敗れた11日のリヴォルノ戦でファシスト式の敬礼を行なっており、21日に行なわれるレッチェ戦を欠場する。
 ディカーニオは今年1月に行なわれたダービーのローマ戦でも同じ行為をしており、そのときは1万ユーロの罰金を科されたものの、出場停止処分は受けていなかった。
[Copyright(C)2005ロイタージャパン]

ドルトムントがアモア、ピーナールと契約
[ベルリン 19日 ロイター]ドルトムント(ドイツ)が、フィテッセ(オランダ)所属のガーナ代表FWマシュー・アモア(25)、アヤックス(オランダ)所属の南アフリカ代表MFスティーヴン・ピーナール(23)と契約したことが分かった。
 ドルトムントの公式HPによれば、アモアとは来年1月から2年半の契約を結んだとのこと。
 ピーナールについては、3年契約で合意しているが、チームに加わるのは今季終了後になる。ドルトムントのマネージングディレクターを務めるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏は独『キッカー』誌のHP上に、「彼(ピーナール)は来夏に我々のもとにやってくることになる」と語っている。
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オランダとオーストラリア、W杯前に対戦
[アムステルダム 19日 ロイター]オランダサッカー協会は19日、来年のW杯開幕までにエクアドル、カメルーン、メキシコ、オーストラリアと親善試合を行なうと発表した。
 オランダ代表はエクアドルと3月1日にアムステルダムで、カメルーンとは5月27日にロッテルダムで対戦。その後、6月1日のメキシコ戦、4日のオーストラリア戦を経て6日にドイツ入りし、9日の開幕を迎えることになる見込み。
 オランダはW杯のグループリーグでアルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロとともにグループCに入っており、6月11日にセルビア・モンテネグロと初戦を戦う。
[Copyright(C)2005ロイタージャパン]

【FIFAワールドランキング】日本は変わらず15位
 FIFAは19日、今月のワールドランキングを発表した。日本は先月同様の15位でアジア最高位。アジア勢では19位にイラン、29位に韓国、33位にサウジアラビアが続いている。
 2006年W杯グループリーグで日本が対戦するブラジルは依然として1位をキープ。クロアチアは20位、オーストラリアは48位にランク付けされた。そのほか、上位では2位チェコ、3位オランダ、4位アルゼンチンの順位は変わらず。5位には2ランクアップのメキシコ、1ランクアップのスペイン、およびフランスが並んでいる。
 なお、次回のランキングは来年1月18日に発表される。


ブラジル(1)
16
ドイツ(16)

チェコ(2)
 
ギリシャ(17)

オランダ(3)
18
ウルグアイ(18)

アルゼンチン(4)
19
イラン(19)

メキシコ(7)
20
クロアチア(20)
 
スペイン(6)
21
コスタリカ(21)
 
フランス(5)
22
ポーランド(23)

アメリカ(8)
23
カメルーン(22)

イングランド(9)
24
コロンビア(25)
10
ポルトガル(10)
 
ナイジェリア(25)
11
トルコ(11)
 
アイルランド(23)
12
イタリア(12)
27
ルーマニア(27)
13
デンマーク(13)
28
チュニジア(28)
14
スウェーデン(14)
29
韓国(29)
15
日本(15)
30
セネガル(30)、パラグアイ(30)

※カッコ内は前回順位

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FC東京の新監督にブラジル人のガーロ氏
 FC東京は20日、退任した原博実監督の後任としてブラジル人のガーロ氏(38)が就任すると発表した。
 ガーロ氏は現役時代はサンパウロ、コリンチャンスなどのブラジルの名門クラブでプレー。引退後はコリンチャンスを指揮していた現ブラジル代表監督のパレイラ氏や、サントスを指揮していた前レアル・マドリー(スペイン)監督のルシェンブルゴ氏のもとでアシスタントコーチを務めた経験もあり、今季は監督としてサントスを率いていた。

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  世界クラブ選手権は育てるべき大会
-最終回-  

 サンパウロの優勝で閉幕したトヨタカップは、なかなか見どころの多い大会だった。収益の方は、それほど万々歳というわけでもなさそうだが、開催国である日本からの参加もなく、気温も低いなかでの試合にしては観客は入った方かもしれない。

 FIFAのブラッター会長は「6大陸のチャンピオンで戦うことに意義がある」と記者会見で言明したかと思えば、「FIFAの大会で開催国が出ないのはこの大会だけ」と、開催国からの参加を示唆したりと発言に一貫性がない。6大陸の王者で世界一を決めるというのは、この大会の根幹であり大義だと思う。一方で、儲かる大会にするには開催国からの参加を認めた方がいいのは明らかだ。来年はJリーグのチームがACLで優勝して大会に出て欲しいというのがブラッターの本音であろう。

 決勝は下馬評どおりサンパウロとリヴァプールの南米対欧州となったが、ほかの大陸王者も健闘して大会を盛り上げた。アジアチャンピオンのアル・イテハドは4位だったが、もう少しで3位になれるところだった。逆に、初戦でアル・アハリに敗れて5、6位になっていても不思議ではなかった。南米と欧州以外の4チームは実力が接近しており、二強に対して食い下がれる力も示した。これは今大会の大きな収穫だったと思う。

 アル・イテハドの特徴はフィジカルが優れていたことだ。アフリカ系の黒人選手が多く、特にセンターバックとボランチで形成する中央の守備トライアングルが強烈だった。ここの3人はいずれも黒人選手で、体格もよくスピード、ジャンプ力、パワーがすばらしかった。FWもカロンを中心にスピードのあるアタッカーが効いていて、そうした優れた身体能力を武器にしていた。むしろ、アフリカ代表のアル・アハリよりもアフリカっぽいチームだったと思う。アフリカといっても、エジプトなど北部のアラブ圏のチームはテクニックに定評がある。今回のアル・アハリもパスワークはすばらしかった。一方、アル・イテハドの方は従来のサウジアラビアとは違う、脱・アジア的なチーム。豊富な資金力にものをいわせて作ったアジアとアフリカがミックスしたようなスタイルである。

 Jリーグのチームはテクニックは悪くないが、その点ではどのJクラブよりもアル・アハリの方が上だったと思う。そのアル・アハリが互角の試合とはいえ0対1でアル・イテハドに負けているのだから、日本のチームがアル・イテハドに対して勝てる保証はまったくない。それどころか、ACLでグループリーグ敗退が続いているのだから、そこから何とかしなければならないだろう。

 ところで開催国枠の話だが、来年は日本とオセアニア王者で予備選をやってみたらどうだろうか。オーストラリアがAFCに参入するとなると、OFCのチャンピオンだからといってストレートインさせるのは疑問だ。まあ、そうなると南米か欧州の第二候補とやらせるのが筋かもしれないが、その程度の開催国特権があってもいいのではないか。OFC王者より実力が上だと証明できるなら、参加資格を与えてもそう文句は出ないだろう。FIFAはこれまでだってOFCには辛くあたってきたのだから、今さらいい子ぶることもあるまい。

 いずれにしても、これは育てるべき大会なのだ。コンフェデレーションズカップに比べれば、はるかに筋の通った意味のある大会である。問題は収益性。大会を続け、育てることにこそ大義がある。開催国枠は検討の余地があるはずだ。

西部謙司
(にしべ・けんじ)

1962年9月27日東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。元商社マンという異色の経歴を持つ。現在、専門誌やインターネットなど、各種メディアで活躍を見せ、その鋭い洞察力とユニークな視点でサッカーを繊細かつ大胆に発信し続けている。著書に『スローフット なぜ人は、サッカーを愛するのか』(双葉社)、『技術力 サッカー 世界のスタープレーヤー』(出版芸術社)など。
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- Vol.4 -
 旅行先で困るのは、トイレの次に食事でしょう。というわけで、今回は人類が生きていくのに欠かせない、水にまつわるフレーズです。

Ohne Kohlensaeure.
(オーネ・コーレンゾイレ)
「炭酸抜きでね」


 外国旅行をするときによく言われることのひとつに、「レストランでは頼まなければ水が出てこない」というのがあります。ドイツも例外ではなく、ミネラールヴァッサー、ビッテ! (ミネラルウォーターください)と注文しなくてはなりません。しかしこれだけでは何かが足りない。ドイツでは、そのあとに Ohne Kohlensaeure (オーネ・コーレンゾイレ/炭酸抜きでね)と一言加えないと、炭酸水が出てきてしまいます。ドイツの「天然水情報センター」によると、ドイツ人は強めの炭酸水が大好きな国民とのこと。そのせいで、一律にガス入りの水が出てきてしまうのでしょう。
 というわけで、炭酸水が苦手な方はぜひ、この「オーネ・コーレンゾイレ」を覚えておいてください。コーレンゾイレ、ノー!といっても通じるかと思います。そういえば、アルゼンチン代表MFダレッサンドロ選手も、ドイツに来たばかりの頃は好きな飲み物に「ガス抜きの水」を挙げていました。今はコーラが好きだと言っているそうで、彼の場合は炭酸がダメというより、甘くない炭酸水がイヤだったのでしょうね。

※このコーナーでは、ドイツ語特有の文字であるウムラウト( a, o, u の上に点がふたつ付いているもの)およびエスツェット(ベータ記号に似たもの)をそれぞれ、 ae 、 oe 、 ue 、 ss と記します。
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